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ウォーカホリック

行ってきたよ、京都。
4時間睡眠で、新幹線の中で眠ったもののほんの1時間ほどなので、
もう眠くて眠くて体調微妙~。

公開授業。
3年前、1年前、そして今回と3回行ったことになる。
あの時元気に体を揺らして歌ってた3年生がもう6年生だ。
個人的に知ってる子は一人もいないけれど。

最初に見たときのいろいろな驚きはもうなくて、
英語に関して言えば、やっぱり、6年生は(何をやるにしても)難しいと痛感。
先生方の苦しみが見えた(僭越ながら)。
子どもたちの苦しみも見えた。

人の振り見てわがふり直せ、な部分もあり、やはり勉強になった。


そして・・・英語科だけでなく、最後の10分、どうしても誘惑に勝てずに国語科を見に行っちゃった。
お題はズバリ、

『ごんぎつね』。


日本の国語教育を揶揄する時によく聞こえてくる

「ごんぎつねで登場人物の心情ばかりに焦点を当て、感想文を書かせることが国語教育か・・・」


これをどう料理なさるのか興味深々。
レジメにも私が萌え~な『言語教育』って言葉を使っているし。
私が行ったときは授業のクライマックス、南吉版の最後の一文を削除した赤い鳥版との比較だった。

最初にその段落の読み取りが行われていて、ある子が発言した。すると他の子たちが

「証拠!」「証拠!」

と騒ぎだす。
その発言(読み取りに関する)の根拠は何かと問うているのではなく、
同じように読み取った子が「僕は証拠を見つけている!こんどは自分を当てて」というアピールだった。
そして、先生が

「実は赤い鳥版ではいろいろ手直しされているけれど、最後の一文が削除されています。どんな文だと思う?」

と投げかけ、児童がそれぞれ発表します。しかし、正解には近付きそうでたどりつかない。

先生「きみらの想像力はその程度か」

さらに意見を述べる児童たち。それでもOKがでない。

児童「じゃぁ先生はどうおもうん?」
先生「先生は答えを知っているから思うも何もない」
児童たち「ずるい~」
先生「学校教育先生とはそういうものです」

観覧者一同爆笑

最終的には近い答えは出たものの、先生が正解を発表。それに対して、

「えーーー、そんな大事なことを削ったらあかんやん!」

ってみんなおどろく。
そして、さらなる先生の問いかけに

「なくてもいいのか」とか「あるとどうちがう」などといった話に進む。


ああ、おもしろそう。こんな国語。

横国で参観した社会の授業の時の感動と同じくらい、たった10分で感動した。
4年生と一緒に自分も考えたもん。


ちなみにこの先生、たぶん、国語の達人教師なんだと思う(著書がいろいろある)。


英語でこういう「!」を与えられる授業ってできるんかな?


振り返ると、大学の講師として勤めさせていただいて、一番上のクラスと真ん中のクラスを教えさせていただいたけど、一番上のクラスの子たちは皆まじめでやりやすかったもののリアクションが少なめだった。
一方、ややこしい子もいたけど、真ん中のクラスの一部の子は話を聞いてくれては「そっか」「そういうことか!」っていちいち「いやー、わかってよかったよ」って顔をしてくれて、何か教えていても楽しかったな。

さて、その後、講演はパスして、ロイホで“一人お茶”して、
もしかしたら歩けるかも~、って北大路バスターミナル(烏丸通り)から聖護院向かって歩く。

火の付いてない大文字が左前方に見えるってことはそうとう北やねんな、とはおもったけれど、まさかあんなに北だったとはね。
daimonji
kamogawa

歩けど歩けどつかないので、
息子に「北大路から歩くのって無謀?」ってメールしたら
「自転車で20分くらいかかる」といわれ(--;、やっとバスを探す気に。

がそのうち、賀茂大橋まできて、

「あと1.5キロくらいやん、いけるかもー」

ってさらに歩く。
途中、Nature called me.でくらくら酸欠になりかけ、飛び込んだのがここ。
inamori
どういう建物かわからんけれど、JALの社長に就任した「時の人」の記念館。
よっしゃー、丸太町や~。

あとで、歩いた距離を測ったら4.1キロでした。
わたしって、Walkaholic?(うまいやろー?!)

息子のおされな下宿でしばし休憩したのち、京都駅までバスで行き、美々卯でご飯を食べてただ今、帰途です。
mimiu
OL時代以来の美々卯。ちょっと味濃かったけどおいしくて、夜のお料理値段としてはかなーりReasonable。(キャンペーンでビールまでついて1890円)

はーーー、にしてもねむい。
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ごんぎつね

息子が小学生の頃、国語の授業参観で、ごんぎつねの劇をグループに分かれてしました。

教科書を忠実に再現しているような劇でしたが、その後で、それぞれの役の子に気持ちを聞きました。
演じることで登場人物の気持ちを理解させるのだと思いましたが、どのグループも、ぐっとくる雰囲気をよく出して忘れられない思い出になっています。

Re: ごんぎつね

ETさん

こんばんは!

ごんぎつねのみならず、演劇を否定する気は全然なく、また、演劇をしたり、文章を「味わう」(あえてそう書きますね)ために登場人物の気持ちを考えるということもそれはそれでいいことだと思うのですが、言語教育とはちょっと違うのではないかと私は思いますし、国語科で欠けているのはまさに言語教育の部分だと思います。
英語で自分の考えを論理的に伝えることができなかったり、相手と議論できなかったりするのは母語でのそういう技術が欠けている(教えられていない)からではないかと思うんですね。

アメリカで現在、教育を受けられている御子息は両国での国語教育を受けられていると思うのですが、どうでしょうか?

No title

本気で自分の名前が思い出せません
マウナケアだったけ? ま、いいや

昨日ははるばるお運びいただきありがとうございました
私自身に対しても「提案授業」となりました。
あのあと2人のビッグな方に個人的にご助言をいただき
小学校の先生からは「もともと国語指導のできている先生のクラスは英語活動が成功する。きっと担任が小学校の先生としては機能していなくて、英語以前の問題ではないか」と言われ、もうお一人からはセルハイのようにもっと意見を言わせる前に「書かせてメモを作らせては」と
言われました。でもどちらにしろ、私の守備範囲を超えている気がします。
だからよけいにこの「国語指導」のお話はビンゴ!で驚きました。

彼は、私が出会ってよかったと思えるすご~い先生です。
私が小学校教育とは何であるか、、と考え出すきっかけになった方

偶然とはいえ、見られてよかった! すごいラッキーですね

Re: mauna keaさん

> 本気で自分の名前が思い出せません
> マウナケアだったけ? ま、いいや
お、おもしろい・・・
お疲れ様でした。

> だからよけいにこの「国語指導」のお話はビンゴ!で驚きました。

ね~、私もびっくりしてしまいました。
わたしはこのI先生の名前は存じ上げず、『ごんぎつね』に引き寄せられていったんですけれど、結果的に「運命的」だし、ラッキーでした。
(でも、正直に言うと、提案授業のさいごの10分をそっちに行ってしまったんです、ごめんなさい)

早速、この先生の著書を買って勉強してみたいと思います(^^)v

ごんぎつね

・・・授業やったことないです(--;
でも、小学校の国語科だと避けては通れない、と昔から(^^)
子どもたちを刺激して、意欲を湧かせる、言葉を出してもらう、
っていう授業には活気がありますよね。
この「活気」が大事だなぁ~、とつくづく思った経験はあります。

公開授業で「好きにしたらいい」と言ってくれた主任先生のお言葉に甘え、
合唱曲になっている有名な詩を取り上げ、
ボクならここにサビを、なんていう授業をしたことがあります。
生徒たちはけっこう愉しんでくれましたけれど、
授業後の講評会ではコテンパンでした(^^)
若かったなぁ~~・・・。

そして、やっぱり「感動できる授業」は面白いんですよね。
読み聞かせの上手な先生の授業も楽しかった思い出がありますワ。

Re: ごんぎつね

ふぁんさん

感動する授業って言うのは、きっと年齢に寄らないものなんでしょうね~。
いやー、思わずI先生の本を3冊も注文しちゃいました(しすぎだし(--;))

国語であれ、外国語であれ、共通することがあるはずなのでしっかり勉強したいと思います(^^)
Secre

プロフィール

serenabaglioni

Author:serenabaglioni
博士後期課程(応用言語学)在籍中。
もうすぐD3おわっちゃうのに、何もできてなくてやばい。
いい年してARASHIラブ(元々ジャニオタ)
   →「趣味の世界」へ
2010年4月から某所で働きます。

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